
次は、大川由香里さんの作品をご紹介します。
「触景」とは、「視覚と触覚の狭間の景色」を表現したいという大川さんの造語。
今回は板の表面を彫刻刀で彫り起こし、毛羽立たせて、これまで見たことのない不思議なフィールドを誕生させました。

小さいころから、皮膚感覚が敏感だったという大川さん。雨の日に傘を差すか差さないないかは、皮膚にあたる雨の感触で決めていたそうです。
さらに驚くのは、皮膚感覚にもその時のコンディションや環境によって、いい日と悪い日があるいうこと!そういう感覚は、自分だけでなく誰にでもあるものでは、と大川さんは言います。
「言葉などの日常的なコミュニケーションでは見つけにくい、でも確実にある『つながり』を信じて作品を制作しています」と語ってくれました。
作品の前に立つと、全力でその触感を想像していることに気が付きます。
目で見ているのに、手で、皮膚で見ているような不思議な感覚。
ぜひ会場で体験していただきたいと思います。
☆For Rent! For Talent!4
11月24日(月・祝)まで<入場無料>