清川さんの作品を実際見て驚くのは、平面作品を越えた圧倒的な存在感。
清川さん自身、以前ブログでこんなことを語っていました。
「私自身の作品の特性として、実物と印刷されたときの見え方の差が激しいのです。
実物を見られた方は皆、口をそろえてそうおっしゃいます。
やはり印刷物になると布や糸の立体感が薄くなります。
だから生で見せる機会は大事です。
より感情が伝わるので…」
その言葉通り、会場で作品を見ると、その立体感、色の美しさ、ビーズの輝きに見とれてしまいます。
幾重にも重なった布や糸の先が空調の風で静かに動いたり、ビーズやスパンコールが照明に当たって一瞬強く光ったり、確かに残る清川さんの手の跡から感情までも伝わってくるようで、まるで作品が生きているような、不思議な感覚に包まれます。
場内の感想帳にも、「絵が生きてる!」という感想や「作品の中に吸い込まれそうだった」という感想が見られます。(感想帳は後日ご紹介します!)
この迫力を皆さんにお伝えできればと、場内の作品を様々な角度から撮影してみました。
伝わりますでしょうか、この立体感!
…ぜひ会場で実物をご覧いただければと思います。
展覧会は10月26日(日)まで!