写真の作品は、「
インターナショナルサーカス」。
「仕掛け絵本の親」とも言われるドイツのメッゲンドルファー(1847-1925)の作品です。

初めてご覧になった方は、「これが本?!」とびっくりなさるのではないでしょうか。
中央に置いているのが、閉じた状態の本です。
家でもサーカスの賑やかな雰囲気を楽しめるようにと作られたそうですが、
本を開くたび、陽気なサーカスの場面が広がっていくので、本当に楽しくなってきます。
トークの時話題となったのは、この中に日本人がいること。
確かに、障子を使って曲芸を披露する日本人らしき人々が描かれています。
一人で見ていても、なかなかそこまで気がつきません。
およそ100年前の日本人は、こんなイメージで見られていたのだなぁ、と新たな発見ができました。
ストーリーを楽しむだけではなく、その時代の風俗を垣間見ることができるのも
彼の作品の魅力のひとつ。
生き生きとした当時の人々の様子や町並みを、ぜひ会場でお楽しみください。