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会場の様子をいち早くお届けします!
「薔薇刑」感想帳
今回は感想帳を通して、展覧会の雰囲気をお伝えしたいと思います!
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■序説などで見せた硬質な文体と、撮影の合間のエピソードで見せた意外とお茶目な一面とのギャップ。そして写真で見せた様々な世界。1人の人間の持つ多様性を表現しきった細江氏に心からの感謝を贈ります。

■天国でも地獄でもないカオスの中の静寂といった感じ。こんな世界をしじゅう感じていた三島由紀夫は、きっと37歳という年齢が限界だったのだろうと思った。

■どうやって撮られたものなのか分からないのがすごいと思いました。面白い撮り方や構図ばかりでした。

■衰える肉体とそれに対抗するかのように書かれた三島氏の文章。いわゆる三島哲学を見事に写真に収めた細江氏の表現方法は実に面白いと感じた。エロスの延長線上に美はなくとも、美の延長線上にはエロスが存在すると感じさせる作品だったと思う。

■こんな感性の人は長くは生きないだろうと感じました。彼のナルシシズムに圧倒されました。

■肉体はいつか滅びる。三島氏の文章の美しさは、朽ちゆくものを瞬間でとらえている美がある。今日、氏の在りし日の姿を写真という形で見て、氏の文章に対する自分の感覚を確かに感じた。

■三島氏と細江氏、両者の息づかい、まばたき、体温やにおいという人間の全てが独自に放つ、その個々の独自が私の瞳から毛穴から入り込んでいくのが強く感じられました。何とも言いようのない感覚ですが、決して嫌いではありません。両者、相互の個を感じたいので、時間を作りまたここへ足を運びます。
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■私は三島氏を知らない。しかしながら彼の目から手から肉体からほとばしる「生命」に私は圧倒された。特に「薔薇刑#19」。目は口ほどにものを言うというが、三島氏の眼力はもはや生命そのものである。彼が没して30数年経った今、私は「薔薇刑」に生きる彼の魂を見た。

■美に生き、美を渇望し、美を望み、美を得、美に殉じた。普通(自分は特に)、美に「殉ずる」ことは到底できない。だからこそ彼は、彼が遺したものと共に永遠になったのでしょう。
by artium | 2007-02-11 20:44 | 薔薇刑


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