
会場には、ノルシュテインが監督したアニメーション映画の絵コンテやデッサン、模型のほか、ヤールブソワによるエスキース(映画のイメージのために描かれた絵画や、映画制作後に描かれた作品)など、約120点を一堂に展示しています。
写真は、会場に展示している模型のひとつです。

一度見たら忘れられない、ノルシュイテンのアニメーションの不思議な動き。
まるで実写のようにも見えるリアルな動きが、実はコンピューターを一切使わず、すべて手作業で、切り絵によって表現されていることを皆様ご存知でしょうか?
模型をのぞくと、セルロイドのパーツを組み合わせて作られたキャラクターや、数枚のガラス板に立体的に配置された背景などをご覧いただけます。ノルシュテインは、これらのパーツをピンセットなどで少しずつ動かしながら、あの繊細な表情や微妙な動きを表現しているのです。
会場では、作品ごとにその創作の過程をご紹介しています。
主人公・ヨージックの活躍が可愛らしい『霧の中のハリネズミ』、ロシアの民芸芸術に縁取られた『キツネとウサギ』、「歴史上、世界最高のアニメーション」と評された『話の話』…
そして、会場の一番奥には…

30年もの間制作が続けられている未完の傑作『外套』の、夜の街並みが広がります!
まるで主人公・アカーキーの暮らすロシアのペテルブルクへ迷い込んだよう。
ぜひ会場でお楽しみください。
この空間では、『外套』のほか様々なノルシュテインのアニメーション映画もお楽しみいただいています。

平日と土日で上映作品は異なりますが、本展のチケットは会期中何度でも再入場できますので、ぜひご活用下さい。上映スケジュールについては、以下の記事をご覧下さい。
http://artium.exblog.jp/14544677/
大好評だったトークの様子や、会場限定グッズについては、また次の機会にご紹介しますので、どうぞお楽しみに!はにわも登場しますよ☆