お久しニワ~!アルティアムのマスコット、ハニワニワ!
ハニワは何を隠そう、名きのこハンターニワ!
くんくんくん…
向うの方から、おいしそうなきのこの匂いがするニワよ~!!
見つけた!

大きなキノコニワ!
おっ?!
こ、これは…この建物は…

ハニワにそっくりニワ!
きっと、ハニワをイメージして造られた建物ニワね!
名づけて
ハニタワー!!
みんな、これはひと目見に来るニワよ~!!
…違います。
これは、藤森照信さんの「東京計画2107」。
この作品には、ハニタワーに負けないくらいびっくりするようなコンセプトが隠されているのです!

この模型は、100年後、温暖化で海面が上昇し、沈没してしまった後の東京をイメージしてつくられたもの。
藤森氏は、温暖化が進んだ未来の地球と誕生期の地球の状況を重ね、誕生期に地球を覆っていた大量のCO2が、海中のサンゴ虫の働きによってさんご礁に、樹木の光合成の働きによって木に吸収され自然に減少していったように、未来の地球も、傷口を塞ぐかのように自力で回復を始めるのではないかと語っています。残った人類は、さんご礁と木というふたつの素材を使って高層建築を作り、新しい都市を築き上げていく…そんなエポックメイキング的なストーリーをイメージしてつくられた作品です。
実はこの作品、会場で最初に出会う模型です。
「建築の展覧会」というと、「難しいのでは…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最初のこの作品で、なんだか緊張もとけるようです。
地球の自浄作用に着目した藤森氏の発想の斬新さ、素材のやさしさ、造形の可愛らしさに、「実物が見たい!」という声も多く寄せられている作品です。