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Up Coming Exhibition
本城 直季 写真展「ここからはじまるまち Scripted Las Vegas」
会期:2009年6月27日(土) - 7月26日(日)
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6月27日からは、写真家、本城直季さんの個展を開催いたします。
まるでミニチュアのように見えるこれらの作品は、実際の風景を撮影したもの。
車も建物も手をのばせば簡単につかめそうで、小さい頃、おもちゃの家や鉄道模型で遊んだことを思い出します。




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本城さんは、ファースト写真集『small planet』が写真集としては異例の数万部にのぼるベストセラーとなり、2006年、同書で木村伊兵衛賞を受賞した人気の写真家。

思わず見入ってしまう不思議な作品群は、4x5カメラによるあおり(フィルムに対してレンズの角度をずらして撮影すること)を生かして撮影されています。


今回アルティアムで展示する新作「ここからはじまるまち Scripted Las Vegas」は、ここ数年来、ケニアやハワイなどで取り組んでいる、ヘリコプターからの空中撮影によって生まれました。あおりの効果はより高い場所で発揮されるため、行き着いたのが空中撮影だったといいます。
都市が人によってつくられたものであることを、再認識させてくれるような不思議な作品群。
ぜひ会場でご覧下さい。

※初日には本城さんを囲んでオープニングレセプションを予定しています。
ぜひこの機会にご来場下さい!
6月27日(土)18:00~20:00



「ここからはじまるまち Scripted Las Vegas」 本城直季
都市はどのように構成されているのか? ラスベガスは、この問いについてとてもわかりやすく答えてくれる都市である。中心地、商業地、住宅地、郊外、道路、工場、エネルギー施設など、都市を形づくる構成要素がシンプルに露出しているからだ。1930年代に建設された「フーバーダム」の出現により、ここラスベガスは大きく変貌した。
その巨大なダムから伸びる一本の道をたどって、山間からゆっくり下っていくと郊外の住宅地へ続き、そこから様々な道が分岐し、そのうちの一本はハイウェイに繋がり、その道はさらにはカジノの街ラスベガスの中心部へと至る。そしてそこには遊園地が接合された不思議なホテルがあり、いまなお乾いた土地の上で建設中の高層ビルが競って建てられている。こうしたランドスケープの連続から、今後の経済と都市の関係というか、とりわけ世界の経済都市が、どこへいこうとしているのかが見えてくるような気がする。
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by artium | 2009-04-16 15:04 | 本城直季 新作写真展


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