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会場の様子をいち早くお届けします!
カテゴリ:意図的な偶然 牛島光太郎( 5 )
「意図的な偶然 牛島光太郎」明日まで!
大変好評いただいている牛島光太郎さんの展覧会も、いよいよ明日までとなりました。
会場では、世代を超え幅広いお客さまに作品をお楽しみいただいています。
まだご覧になってない方…お急ぎ下さい!

…おや?

久しぶりに、ハニワが遊びにきてくれたようですよ。

「見つけたニワ、見つけたニワ~!
小さな物語との出会いを求めて下を向いて歩いていたら、見つけたニワ~!
今、女子の間で大人気のパワースポット・伊勢神宮で、1番ホットなお土産!
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『海女さんまりもっこり』を拾ったニワ~

天照大神から届いたメッセージに違いないニワ!


これからハニワの物語を紡いでいくニワよ~」

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チクチク



ブスッ


「あ゛~~!!」
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by artium | 2010-05-15 15:00 | 意図的な偶然 牛島光太郎
意図的な偶然 感想帳より
今日は、意図的な偶然 感想帳の中からいくつかご紹介したいと思います。
中にはご年配の方からの達筆なコメントも目立ちます。
写真は、感想帳のコーナーの一場面。皆さんここで、様々な感想を残して帰られます。
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◆笑ったり、悲しくなったり、あたたかい気持ちになりました。

◆半年前、単身カゴシマへ引っ越しました。
どことなく居場所が定まらず、度々福岡へ戻ってきます。
そんな生活の中でも、mide in KAGOSHIMAのお気に入りのものを見つけ、身に着けて福岡へ戻ってきたら、昨日天神のどこかへ落としてしまったようです。また「買えばいい」のかもしれないけど、落とされた彼(彼女?)の運命が気になっています。
作品を見ながら、この記憶は消えないことを実感しました。

◆先ず見学して、おもしろい方だなーと思いました。
「元寇」のところで笑いました。私は今津に住んでいます。海岸も近く、浜に出ますとハングル文字の靴などよく流れ着いています。もしかしたら…などと思いました。
今日は楽しかったです。ありがとうございました。

◆「レースのカーテンを捨てた友人」。彼の将来に幸あれと祈ります。
1冊の本として読みたいです。これからもたくさんの物語を読みたい(見たい)です。

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◆奇をてらった現代美術かと思って見に来たら、なんと何かほっとする時間になりました。
落ちた、落とされた、拾ったものの中に自分の何かを重ねていったのでしょうか。
刺繍の文字も読みやすく、内容も、とけこめるものがありました。

◆本を読んでいる時のような、小旅行している時のような、ここではないどこかにいるような、そんな気分になりました。

◆落し物ひとつ見ても、それがどんな人生だったのか、持ち主の気持ちとか、なんとなく見え隠れしました。下を向いて歩くのも悪くないと思いました。ありがとうございます。

◆言葉が降ってきて、全身包み込まれるような、あの空間がとても好きです。
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◆「小屋オヤジ」「元寇」「ラブホテル」が面白かったです。他の全部も想像するのが楽しかったです。全てのものに物語があると思うと少しパニックになりそうです。

◆小さいものとか、ささいなものから大きな物語に気付くのは、ひとつの感情の奇跡だと思いました。

◆子どもの頃の記憶がよみがえってくるような、経験したことのない記憶を懐かしく味わうような気持ちになりました。
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◆日々のささいな出来事や、身の回りにあふれた当たり前のモノたちも、意識が変ればそこから見えてくるものが変るんだろうなと思いました。
生きてくのって、取るに足らないけれど、忘れたくないものやことたちの積み重ねなのかなと考えさせられました。

◆私も牛島といいます。友人に「親戚?」と訊かれたのをきっかけにこの展示を知り、足を運びました。幸せな偶然でした。
今日一日の中で、この出来事と意図すれば結びつけられる何かを探してみようと思います。

◆海岸をあるいている気分になりました
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by artium | 2010-05-07 15:01 | 意図的な偶然 牛島光太郎
意図的な偶然 オープニングレセプション&トークの様子をお届けします!
今日は、たくさんのお客様にご来場いただいたオープニングレセプション&トークの様子をお届けします!
会場入口では、7つの土地をめぐる最新作にちなみ、7種類のジャムをご用意して皆様をお出迎え。
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色とりどり、様々な味のジャムを、皆さん絵の具で色を塗るように、楽しそうにパンにのせ、召し上がっていました。

そしていよいよ、皆様の待つ会場へ牛島光太郎さんが入場。
ギャラリートークがスタートしました。

もともとは成安造形大学で彫刻を専攻していたという牛島さん。
なぜ、物と物語を組み合わせた作品をつくるようになったのでしょうか?
トークは、ちょっとびっくりするような、そのきっかけのお話からスタートしました。
(以下、「」は牛島さんのお話)
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「僕は、大学ではずっと石彫をやっていました。
言葉に文字を入れるようになったきっかけは…これはどこで話しても冗談みたいな話なのですが、『とかげ』がきっかけでした。
例えば引越しをしたり、就職をしたり、人生において特別なことがある時、自分の心の状態を客観的に知る方法として、夢に出てくる『とかげ』がとても大切な存在なんです。
それでそのとかげを造ろうと思って彫り始めたのですが、半年くらいたつと、とかげと僕との距離はどんどん変わっていきました。ある時ついに喧嘩してしまい、とかげは後ろを向いてしまうのですが、彫り始めたとかげは、当然形を変えることはできません。石を彫っていく作業なので、半年もすればほぼ形ができているんですね。

その時に僕は、当たり前なんですが、彫刻というのはすごく物質的なものなんだな、と思いました。
この、絶えず距離が変っていくとかげを物質的に造るには、どうしたらいいんだろう、という疑問がでてきたのです。石彫は4年間やりましたが、その時、もうやめようと思いました。

それから一週間もたたないうちに、もうひとつ重要な事件が起こりました

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「僕は大学1年くらいから小説を書いていまして、『ある状況の中で成立する文章』を書こうと思いました。例えば、朝にしか読めない小説であるとか、恋人と一緒にいる時だけ読んで成立する小説であるとか。それで、やっと完成したのが、夜に読む小説でした。それを大学の友人に渡したんです。『夜に読んで下さい』と。ところがその友人は、授業中に僕の目の前でそのそれをを読んでいるんですね。悪気があったわけではないと分かっていても、ショックでした。印刷された文字は、どこででも、どんな状況のもとでも読まれてしまう。だとしたら、『ある状況の中で成立する文章』を書くには、どうしたらいいんだろう…。

そこで、彫り終えたとかげに、初めて文字を貼ってみたんです。批判も受けましたが、ぼくはその時、新しい価値のようなものに触れられたような気がしました。『文学と彫刻』『物質とイリュージョン』様々なキーワードで言えると思いますが、物質的なもを作りながら物語のようなものを作れないかと思って、2003年から『scene』という作品を作り始めました。」

牛島さんは、その後このシリーズを5年間、35作品制作しました。
そして台湾で、現在制作している『意図的な偶然』シリーズをつくるきっかけとなる貴重な体験をします。
これは、アルティアムのホームページやチラシにも掲載しているひとつの物語です。

「2007年、僕は展覧会のためにドイツに行くことになりました。
その頃は京都に住んでいたのですが、旅立つ前日の飲み会で、京都の友達がギターの絵を描いて僕にくれました。その絵をなんとなく捨てずにポケットに入れて、ドイツに旅立ち、アパートに着いたのですが、そこがあまりに殺風景で…たまたまズボンのポッケに入っていた、そのギターの絵を貼りました。

そして、10ヶ月がすぎ、帰国する日。
部屋の掃除をして、最後に残ったのがそのギターの絵でした。その時も捨てようかなと思いましたが、今まで持っていたし…と思ってポッケに入れました。それで福岡の実家に帰って、荷物の整理をしていると、またポッケから、当然ギターの絵が出てくるんですね。これはもう捨てられないなと思い、台湾で展覧会をする際にも持って行き、スタジオに貼っていました。

そんなある日…
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「イギリス人のキュレーターが、スタジオに遊びに来てくれました。そして『そのギターの絵はなんだ』と聞くので、僕はつたない英語で、でも丁寧に、これまでの経緯を説明しました。日本の人に話すと割とすぐに理解してもらえるのですが、彼にはなかなか理解してもらえませんでした。『アーティストが描いたものなのか?』『価値があるものなのか?』『じゃあ、大切にすることもないんじゃないか?』って。
いや、そうじゃなくてこれはお守りみたいなものなんだって、かなり話をしたのですが、結局は通じませんでした。僕の英語能力も大きく関わってくる問題だと思いますが、僕はこの時、なにか大きなものに触れたような気がしました。

今もポッケに入っているこのギターの絵は、言ってみればゴミみたいなものなんですね。
それが価値のあるものになった時の、そのことをもう少し作品で探っていけるのではないかと思いました。

それと、自分がこれまで作品にしようとも思わず趣味で拾ってきた様々な物がクロスし、今の『意図的な偶然』という作品になりました。制作を始めてまだ1、2年の若いシリーズですが、今回はこの展覧会で、このシリーズを体系的にお見せすることができればと、展示構成を考えました。
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最初に拾った物があって、ここでは“なんだろう?”と思って入る方がほとんどだと思います。
それが展覧会を全て見て、最後のスペースで、作品が最初とは違って見えたり、別の視点で見えたとしたら、それは新しい価値というか、新しいものの見方、世界の切り取り方を提案できたのではないだろうか、というのがこの展覧会の構成です」

ギャラリートークの後も、牛島さんと作品について熱心に語り合う方や、じっくりと作品の世界を楽しむ方など、時間をかけてレセプションの場を楽しむ方の姿が目立ちました。
様々な物語の中で、どれが好きかという話で盛り上がる方も…

会場では、「scene」など牛島さんの過去の作品をまとめた作品集も販売中。
会期は5月16日(日)までです。
皆様、どうぞお見逃しなく!
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by artium | 2010-05-05 14:27 | 意図的な偶然 牛島光太郎
「意図的な偶然 牛島光太郎」スタート!
福岡出身の若手美術家•牛島光太郎さんの個展がスタートしました!
写真は、会場入口の様子です。
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入ってすぐの壁に掛けられている物…。
一体何だと思います?

キティちゃんのキーホルダーやモノクロ写真、番号札、アクセサリー、切符…。
これらは全て、牛島さんが拾った落とし物たち。

何でもでもないような物ばかりですが、使い込まれた感じや傷などから、その物の背景にある様々な物語が浮かび上がってくるようです。

牛島さんは、何気ない日常品が何かのきっかけで「特別なもの」に転化するプロセスに注目し、扇風機や方位磁石、カーテンなど身の回りにある物と、それぞれにまつわる短い物語を布に縫いつけ、併せて展示する作品『intentional accident/意図的な偶然』シリーズを2008年より制作しています。

一字一字丁寧に刺繍された物語とその実物を一緒に鑑賞することで、まるでいくつもの短編小説を実際に体感するような、小さな舞台を鑑賞するような、不思議な空間をお楽しみいただけます。

会場には、同シリーズ18点を一堂に展示。
本展の為に制作した7つの土地をめぐる最新作も展示しています。(下の写真)
ぜひ会場でお楽しみ下さい!
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★「意図的な偶然 牛島光太郎」開催中〜5月16日(日)まで
★牛島光太郎氏が行ったギャラりートークの様子は、次回お届けします!

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by artium | 2010-04-27 19:15 | 意図的な偶然 牛島光太郎
Up Coming Exhibition
牛島光太郎 意図的な偶然
2010.4.24 sat.-5.16 sun.
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4月24日からは、国内外で注目を集めている福岡出身の若手美術家・牛島光太郎(1978年生まれ)の個展を開催します。


f0023676_1937469.jpg写真は、方位磁石とともに刺繍した文字による物語を展示した「意図的な偶然-6(2009年)」。

牛島は近年、ボタンやカーテン、靴ひもなど、日常的なものに物語を組み合わせ、どこにでもあるものが、何かのきっかけで特別なものに転化するプロセスを刺繍した文字で表現した「意図的な偶然/intentional accident」シリーズを展開しています。


本展ではこのシリーズを中心に、本展のために制作した7つの土地を巡る最新作も発表します。
ぜひこの機会に、福岡から発信する新たな才能をご覧下さい。

詳細はこちら↓
http://artium.jp/exhi/next.html
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by artium | 2010-03-21 19:44 | 意図的な偶然 牛島光太郎