会場の様子をいち早くお届けします!
カテゴリ:Mind in Sound( 10 )
パフィオの行方
展示が終わったあとのパフィオたちは、様々な方たちのもとへ引き取られていきました。
写真は、そのなかのひとつ。
来年もこの美しい花に出会えるよう、大切に育てていこうと思います。


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by artium | 2009-03-13 18:32 | Mind in Sound
パフィオ つぼみ日記 <3>
会場で日々生長しているパフィオたちの様子をお届けする、「つぼみ日記」3回目です。
前回ご紹介した、背の高い黄色のパフィオのつぼみが、咲きました!
その生長の記録をご覧下さい。
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今会場で、その厳しい環境など感じさせないほど、瑞々しく美しい花を咲かせています。


そして、前回最初にご紹介していた、ピンクのパフィオ。
無事つぼみ(左)が花開き、よく咲いてくれたと喜んでいたのですが、さらに、小さなつぼみ(右)が膨らみはじめました。
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このパフィオ、下の方に、さらにもうひとつつぼみがあります。
また、可愛い花を咲かせてくれるでしょうか。


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そして、前回今にも咲きそうだった黄色のパフィオも無事花を咲かせ…
















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最後にご紹介していたシックな色のパフィオも、もう唇弁が見えつつあります。
きっと、もうすぐ美しい花を見せてくれることでしょう。













「Mind in Sound」展もいよいよ今日で終了します。
会期が終わると、パフィオたちの発するあの心地よい音を聴くことはできなくなりますが、聴こえなくても、私たちの周りには様々な音や声が存在することを、この展覧会は教えてくれました。
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by artium | 2009-03-10 13:29 | Mind in Sound
Aeolian Harp Garden 2 -風の響きにふれる
今、イムズ屋上では、心地よい風とともにエオリアン・ハープの音色をお楽しみいただけます!
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写真は、ワールド・エオリアン・ハープ・プロジェクトのお二人(左:渡辺融さん 右:杉山紘一郎さん)と、新たに設置された、アルミルーバー・エオリアン・ハープ!
エオリアン・ハープとは、風が吹くとひとりでに音を奏で始める楽器。
弦に風が当たると「カルマン渦」と呼ばれる渦ができ、それが弦と共振することで音が生じます。

「Mind in Sound」展では、屋上の骨組みを利用して設置したエオリアン・ハープの音を、アルティアムの入口で響かせています。下の写真、数本の白い弦が見えますでしょうか?
この弦に風が当たって生まれた音が…
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アルティアム入口のガラス面を響かせるのです。

どんな音が響いてくるかは、風次第。
エオリアンハープが鳴るためには、一定の風が吹くことが肝心です。
長時間鳴り続けている日もあれば、ほとんど鳴らない日もあります。それでも耳を当てると、かすかな振動が伝わってきます。

中には椅子に座ってその音色をじっと待つお客様もいらっしゃいました。






ワールド・エオリアン・ハープ・プロジェクトのお二人によって設置された新型エオリアン・ハープは、非常に音が鳴りやすいつくりになっているのだそうです。このエオリアン・ハープを設置しているのは今週10日(火)まで、11:00~18:00の間。天気がいい日のみ。

もう残すところあと2日!
皆様ぜひ、やさしい風が吹き抜けるイムズ屋上で、エオリアン・ハープの奏でる不思議な音色を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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by artium | 2009-03-08 21:14 | Mind in Sound
Mind in Sound 来場者の声
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週末は、お子様の姿もよく見かけます。
不思議な音の世界に、はじめは恐々耳を傾けていた子も、「聴こえる!すごい!」と笑顔に。
帰り際、「じゃあね、バイバ~イ!」と蘭に手を振って帰る子もいました。

今日は、場内の感想帳から、皆様の声をご紹介したいと思います。


◆植物はとても不思議ですね。f0023676_1157353.jpg
普段は聴くことのできない声、本当は色々話しているのだなと実感できます。石のささやきもとても心地よいです。

◆石の音、ありの足音、ランの声に感動しました。
目からウロコというか、世界が広がった感覚です。

◆植物に近づいたり、手を振ってみたり、色々やってみました。とても不思議でした。

◆音だけで自然にかこまれた気持ちになりました。
石の音や、川の音、そういう自然の音って、都会に住んでいる人間、私たちが感じられなくなったなと思いました。
心で聴くと、感じると会話できるんだなぁ~って…。

◆ランがこわい 6才おとこのこ
 面白いです 母

◆植物が生きているものの中で1番好きで、その声が、音が、聴けたのはすごく興味深かったです。
でも1番びっくりしたのは、石の気泡の音!カンドーしました。全てのものは生きている!!

f0023676_11574540.jpg◆風、石、土、川、虫、花の声、砂の声を聴けて、会話することができたら、できていたら素敵です。花は私が近づくと拒むように音を発し、こちらも脅かしてしまったかと、困ってしまいました。
大丈夫だよ、傷つけたりしないから、と心を穏やかにそこにいると、音はやさしくなっていった、そんな気持ちになりました。

◆地球に住んでいて、周りの音があまりにうるさく、きっと人間が聞き取れない音があると思い、探していました。地球の自転する音とか、山のきしむ音とか。今回展示を拝見し、とても感動しました。

◆花が生きていることを、いつもと違う感覚で感じ取しとることができました。

◆私たち人間が環境そのものに与える影響力たるや、すごいものがあるんだなぁ。


☆「Mind in Sound」展は3月10日(火)まで!
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by artium | 2009-03-03 12:01 | Mind in Sound
パフィオ つぼみ日記 <2>
つぼみ日記の2回目です。
前回ご紹介してから、早いものでもう4日。
つぼみたちの様子は一体どうなっているのでしょうか…?
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上のパフィオは、前回最初にご紹介したものです。
あの時かわいいつぼみだった花が、見事に花開きました(左)。
前回咲いていた花(中央)は枯れ、ちょうどこの撮影をしている時に散ってしまいました。


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後ろ姿ですが、前回2番目にご紹介していた黄色の蘭です。
つぼみは、少ーし開いたでしょうか?


とても背が高くすっとした、元気な花です。
順調に咲いてくれるといいのですが…。












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そして、前回最後にご紹介していたつぼみです。
小さな、可愛い花咲きました(右)!!


まだ花びらがしわしわで柔らかく、赤ちゃんのような感じがします。






ギャラリーの厳しい条件の中、よく頑張って咲いてくれました!






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今にも開きそうなつぼみを発見しました!

パフィオの特徴のひとつ、食虫植物を思わせるような袋状の唇弁が見えつつあります。

完全に開いてしまうのは、明日でしょうか、明後日でしょうか?
待ち遠しい限りです。











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最後に…
見えますでしょうか?
シックな色合いのとても大きなつぼみを発見しました。

咲いてくれるのでしょうか…。

いえ、咲いてくれることを信じて、待ちましょう!


可愛いつぼみたちの様子は、また後日お届けします。

皆様どうぞお楽しみに!!
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by artium | 2009-03-02 15:41 | Mind in Sound
Mind in Sound オープニング・トーク
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今日は、初日に行った銅金裕司氏と藤枝守氏のオープニング・トークの様子をお届けします!
トークは二人の作品「Paphio in My Life」の中で行いました。ご覧のように、たくさんのお客様にご来場いただきました。
90年代初頭、出会うべくして出会ったというお二人。
まずは、銅金さんの作った装置「プラントロン」のお話からスタートしました。

(↓写真左:銅金氏、右:藤枝氏)

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「プラントロン」とは、植物の体表上の微細な電気変化を音情報に変換するという、人間でいう脳波計を植物に応用したシステム。
「植物に電極を当てるなんて、最初はオカルトみたいに言われた」という銅金さん。
このシステムを作った目的は何だったのでしょうか?

銅金氏「皆さんがこの会場の蘭を見たら、どんな風に見えるのかな?花にもね、“状態”みたいなものがあるんですよ。“様子”って言うのかな。人だとね、“今眠いのかな”とか、“大阪弁の変わった人がいるな”とか、分かるじゃないですか(※銅金さんは大阪弁です)。植物で1番分かりやすいのは、もうすぐ枯れてしまうやつ。そういうことが、見て感じられるかどうかですよね。その辺が、この展示とちょっと関連してるんですよ。
僕達は、ぱっと見た瞬間“こいつ、命短いな、なんとかしよう”みたいな感覚を、みんな持ったらちょっといいね、って思ってる。植物が好きで育てている人は分かるけど、そうでない人はなかなか分からないじゃん。ところが電極をつけてみると、状態が波で表現されるから、分かりやすいんです。僕はコンピューターというものを、植物に限らないんだけれども、“生き物のインターフェイスとしてのコンピューター”という観点で使っているんです」。

そうして生まれたプラントロンによって、音情報に変換された植物の電位変化を、豊かな響きへと転化させたのが藤枝守氏。
「響きとは、ただ聞くだけでなく体感するもの。植物のデータを翻訳して、それをどうこの場所に、そして植物に与え返すかを考え、今回のアナログな装置を作りました」と語る藤枝氏は、これまでにも、ギャラリーの土の中にスピーカーを埋め込んだり、園芸用のダクトを利用して音をはめ込んだり、様々な試みを行ってきたといいます。

f0023676_11254579.jpg今回は「Resonated Strings」という、天井に張ったピアノ線に付着させた多数の透明シートがスピーカーの役割を果たし、響きを分散させる音響システムを会場に誕生させました。(右の写真)

藤枝氏「変容した音のパターンが、まさにズレを含んだ多面的な響きとして上から降ってくる状態、というのをイメージしました。ちょうど我々が森に入った時、風が木を揺らす音、まさに音って降ってくるもの、あるいは、そういう面と面との多面的な世界に置かれている、ということを、この音響システムで表現しました」。

会場に入ると、まるで雨のように優しい音が降りそそぐ、不思議な感覚を体感していただけます。
その中で人が話したり、動いたり、蘭に触れたりすると、その変化が蘭に伝わり、その影響を受けた音がまた降ってきます。

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銅金氏「ここで1番大切なのは、これが普通の音楽のライブと違うのは、みんなここにある植物の中に、僕らも入っちゃってるってことなんです。技術的な問題から、たった2本の植物のデータしかピックアップできなくて、でもそれがあるってことは、植物の視点というのか、植物側から我々のこの世界の評価にかかっているということ。人間同士のそれではなく、その環境を彼らがどう見ているか…」

藤枝氏「つまり植物に視点を置くことで、今までの人間的なコミュニケーションから関係も変わっていくわけですね。それがないと、プラントロンがここにある意味もない」

銅金氏「そう、その視点もありつつ、僕らがどう関わっていけるかということが決定的に重要になってくるんです」



ここではトークのほんの一部をご紹介しましたが、会場ではパフィオの話や“ズレ”が生み出す豊かな音、実用的な植物の活用術まで幅広いお話を聞くことができました。立ち見のお客様も多数おられたなか、皆さんの真剣なまなざしも印象的でした。

次のイベントは、3月7日(土)に予定している「珪藻土を聴く」。
展示作品「珪藻土の声」によるサウンド・パフォーマンス、および珪藻土をテーマにしたトークを行います。皆様ぜひこの機会に会場へお越し下さい!

・サウンド・パフォーマンス:藤枝守
・トーク:坂口光一(九州大学工学研究院教授)
     河辺哲次(九州大学芸術工学研究院教授)
     藤枝守
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by artium | 2009-02-27 11:38 | Mind in Sound
パフィオ つぼみ日記 <1>
ご覧下さい…!見事に咲いた花のとなり、かわいいつぼみが見えますでしょうか?
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会場に並ぶ蘭たちの中には、こんなにかわいいつぼみをつけたものがいくつかあります。
毎朝、蘭の発する音に迎えられながら、その状態をチェックするのがとても楽しみです。

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ここに並ぶのは、“パフィオ ペディラム(通称パフィオ)”という種類の蘭。
アジア一帯に様々な原種が存在し、会場ではその原種同士を掛け合わせた子供(プライマリーハイブリット)を展示しています。とても珍しく、強い蘭なのだそうです。













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…とは言っても、会場はパフィオにとって決して優しい環境ではありません。
次のつぼみを咲かせるかどうかは、その環境に応じて花自身が決めると、作家の銅金さんは語って下さいました。

このつぼみたちがきれいな花を咲かせてくれることを祈りつつ、スタッフ一同大切に育てていこうと思います。


つぼみたちの様子は、また後日ご報告します!
皆様も、ぜひ美しいパフィオたちに会いにいらしてください!




★「Mind in Sound」展は3/10日(火)まで!
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by artium | 2009-02-26 18:48 | Mind in Sound
「Mind in Sound」展、スタートしました!
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写真は、約80鉢の蘭を使った「Paphio in My Life」。
蘭が発する微細な生体電位変化をまるで「植物の声」のように聴き取ることができる作品です。

人がこの空間に入ると、シャラシャラ、カラカラ、まるで植物たちが大合唱をして迎えてくれているようです。センサーをつけている蘭に手を近づけると、その音はますます大きくなったり、遠ざかると小さくなったり。
聴こえないだけで、普段私たちはこのように植物とコミュニケーションをとっているのかと思うと、嬉しいような、不思議な気持ちになります。
ぜひ皆様、会場で体感してみて下さい。

会期中はイベントももりだくさん!
今日(21日)の18時からはオープニングトーク、明日(22日)16時からはライブもございます。
本展の入場チケットは、会期中何度でも再入場でき、イベントにもご参加いただけますので、皆様どうぞお見逃しなく!
イベントの様子は、またこのブログでご紹介いたします!

-イベントスケジュール-
◆オープニング・トーク 
 日時:2月21日(土)18:00~
 トーク:藤枝守、銅金裕司

◆ホーメイとエオリアン・ハープの共演
 日時:2月22日(日)16:00~
 出演:巻上公一(ホーメイ)
 トーク:巻上公一+藤枝守+ワールド・エオリアン・ハープ・プロジェクト

◆珪藻土を聴く
 日時:3月7日(土)16:00~
 トーク:坂口光一+河辺哲次+藤枝守
 サウンド・パフォーマンス:藤枝守
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by artium | 2009-02-21 15:37 | Mind in Sound
あなたの知らないメロディー
「Mind in Sound」展参加作家の藤枝守氏が、2月10日(火)放送の「爆笑問題のニッポンの教養」に出演します。

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爆笑問題のニッポンの教養
「あなたの知らないメロディー」
2月10日(火)NHK総合 23:00~23:30





テーマはズバリ「音律」。
いま私たちが日常的に聴いている音楽は、1オクターブ内の音の高さを12等分した平均律という音律でつくられています。藤枝氏は、音律の歴史を仔細に検証した結果、音律には様々な種類があり、それぞれが独自の響きを持っていることに気付いたと語ります。そして、平均律によって、人間は本来の音を「聴く」豊かな能力を失ってしまったのではないかと警鐘を鳴らしています。
音律の彼方に見える、本当の音とは何か?爆笑問題のニッポンの教養が音の本質にはじめて迫ります。(写真は、リハーサル中の藤枝氏)

番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/bakumon/

藤枝守氏の公式サイト
http://www.fujiedamamoru.com/
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by artium | 2009-02-05 15:35 | Mind in Sound
「Mind in Sound」最新情報!
2月21日(土)からスタートする展覧会「Mind in Sound」展の印刷物が完成しました。
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折り曲げる場所によっても表情が変わる不思議なデザイン。
ただ今会場にて配布中です!

初日には、植物の生態電位変化を「植物の声」として現したサウンドインスタレーション「Paphio in My Life」でコラボレートした藤枝守氏(作曲家/九州大学大学院芸術工学研究院教授)と銅金裕司氏(アーティスト/東京藝術大学美術学部先端芸術表現科非常勤講師)によるトークショウが決定しました!皆様、ぜひこの機会に会場へ足をお運び下さい!

◆オープニング・トーク
・日時:2月21日(土)18:00~
・会場:三菱地所アルティアム


※予約等は必要ありません。直接会場へお越しください。
※展覧会のチケットが必要になります。(チケットは、会期中何度でも再入場できます)

展覧会の詳しい内容につきましては、アルティアムのホームページをご覧下さい。
http://artium.jp/
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by artium | 2009-02-05 15:17 | Mind in Sound