さて、今回はこの薄暗い空間に展示された、最後の作品をご紹介します。
まるで、水滴が落ちた瞬間、時間を止めてしまったような作品。
制作したのは、京都府在住のアーティスト、小松綾さん。
「もともとは絵を描いていたのですが、色を使うことに違和感を感じるようになり、色を使わずに透明な素材を使い、目には見えないものを表現したいと思うようになりました」と語ってくれました。
周りの景色を映し出す、透明な素材の美しさ、その周りの壁に反射する、光と影。
見る人の多くが足を止め、時間の流れから解放されたかのようなこの空間で、ゆっくりと小休止して、次の作品へと移って行きます。
次はいよいよ、最後の作品。
グランプリを受賞した清水陽子さんのインスタレーションをご紹介します。
☆For Rent! For Talent!4
11月24日(月・祝)まで<入場無料>