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AQFF:概要

AQFF2007について
2007年春、AQFFは東京・下北沢で産声をあげました。映画監督として活躍するアジアのクイア作家たちの新作や、アジアのクイアたちを描いた話題作、上映機会に恵まれなかった良質なアジアン・クイア作品などなど、アジアのクイア作品だけを集めたのがこの映画祭です。また、アジアのインディーズ作家たちを応援する意味を込め、短編集では自主製作作品を積極的にセレクション。さらに毎回驚きの注目作品をピックアップするAQFFセレクション枠も設けられた、オリジナルティ溢れる映画祭です。
今回の福岡では、日本、韓国、台湾、香港、中国、タイ、イスラエル、インドネシア、フィリピンなど、各国から集められたアジアン・クイア映画約30作品を上映いたします。ドラマやドキュメンタリー、実験作品、アニメーション、ミュージック・ビデオなど、それぞれ個性豊かな作品が集まっています。また福岡のスタッフでセレクトした福岡プログラムや、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の公募部門から選んだプログラムなどもあり、充実したラインナップをご覧頂けます。期間中はトークショーなどのイベントも予定しており、アジアのクイア映画の魅力を存分に満喫していただけることと存じます。1ヶ月にわたって開催される映画祭AQFFを、心ゆくまでお楽しみください。

クイアとは〜AQFF版解説〜
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどのセクシャル・マイノリティーたち、そして既成概念を壊し、軽やかに生きる人々のこと。



■映画祭推薦文■
【大久保賢一(映画評論家/AQFF企画アドバイザー)】

 欧州の人間が「発見」する以前から、「新大陸」と彼らが呼んだ土地と人はそこに存在していた。アジアの映画も同じだ。欧州の映画祭が、そしてそこに通う映画通が「発見」する以前から、アジアには豊饒な映画が存在していた。見ようとしない人々には、白地図であり、テラ・インコグニタであったアジアの映画の豊かな歴史にいま、新鮮な風が巻き起こっている。切実にリアルな主題と新しい世代の監督たち、またデジタルビデオという武器が、世界の映画地図を新しく塗り替えつつある。いま起こりつつあるそのスリリングな状況をまざまざと見せてくれるのが、このAQFFの長短篇の作品だ。
 マニラを舞台にした「マキシモは花ざかり」の町と人間の暮らしの息遣い、中国の「タンタン」が描くセクシュアリティと芸能とプライヴェートの痛切、インドネシアの「わかちあう愛」に描かれるイスラム社会と男と女のありよう、その中での女たちの葛藤と絆……。コメディからアニメーションまで、ひりひりするような荒い質感の画面も、グラフィックな美しさ、メランコリー、とびきりのキュートさも。ここには「他者」と向かいあう、ときめきと苦さというリアルがきらめいている。

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by artium | 2007-05-15 12:24 | AQFF/アジアのクイア映画祭


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