会場の様子をいち早くお届けします!
『エキソニモの「猿へ」』トークセッションレポート
『エキソニモの「猿へ」』はいよいよ明日12/1(日)までです。お見逃しなく!

さて、先日開催した関連イベント トークセッション「インターネットとアートと猿」のレポートです。
アート/ビジネス/生活全般、つまり「人生全域」に浸透し進化し続けるインターネット。その激流の中をそれぞれのスタンスでもがく四者による初トーク顔合わせです。開催中のエキソニモ個展を出発点としつつ、全員の共通項である「インターネット」を軸とした縦横無尽なトークセッションとなりました。展覧会に関する内容を少しご紹介します。
◆トークセッション
日 時:11月16日(土)受付・開場18:00~、トーク開始18:30~(2時間程度)
会 場:デジタルハリウッド福岡校セミナールーム(イムズ11F)

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▲出演者【左から】エキソニモ(千房けん輔、赤岩やえ)、家入一真(連続起業家/Liverty代表/paperboy & co.創業者)、毛利慶吾(電通九州/元Web Designing編集者)、渡邉朋也(山口情報芸術センター[YCAM]/IDPW正会員)
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(以下はトークセッションからエキソニモ展に関する内容の一部を抜粋・編集したものです。) 
自分たちはネットアートやメディアアートと言われています。ネットが珍しかった頃はネットアートと呼ばれますが、いまはスマホなどで常にネットに繋がっていて、あえてネットアートと言わずにただのアートという意識になっています。後半の作品に従って、技術のひけらかしみたいなものが影を潜めていって、違う方向に向かっています。それがアートに向かっているのかどうかは自分たちで決めたくはありません。ネットが抜け落ちた時に何が残るのかを考えると、人間が残ると思います。最近は人間に興味があります。インターネット以降、スマホなどによって、人間が書き換えられ、人間のあり方が変わったことに興味があります。ボットなども生活に入って来ていて、Twitterなどでは人間と人間じゃない物の見分けがつかなくなってしまう感覚がネットの空間にはあると思います。人間でなくなったときの人間とは何?というところを考えたりしていて、そこに興味が出てきています。

ちょうど会場の真ん中に【断末魔ウス】(2007)という作品を展示しています。自分たちの中でこの作品が決定的な何かという感じがしています。物が死んでいくこととデータが死んでいくことを両方記録しています。マウス(物)は壊れると戻りませんが、カーソルのデジタルの情報(データ)は何回でも繰り返すことができます。そこに物質とデータの本質的な違いがあると思います。あの作品を境にして前後の作風が変わりました。
オランダでは農業のIT化がすごく進んでいて、センサーを仕掛けてスペシャリストの勘や経験などのノウハウをデータマイニングして、その日の気温などで水やりや温度を調節をしているそうです。それは人が持っている知識が生き続けるということです。その人が残るということになります。
自分たちが残るということは、体は残らなくてもセンサーの一部になったりと、フレッシュなまま生き続けるということになります。そう考えていくと、新しい輪廻転生のようで、残したくないと思っても、残ってしまうかもしれません。そういう思いが今後の作品に繋がっていきそうです。

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▲会場内のキャプション。キャプションは全部手描きで全部違う人に書いてもらっています。アーティストが書いていると思って、展覧会を進んでいくと全部筆跡が違うので誰が書いたんだろう?と分からなくなってしまいます。
こちらもエキソニモのインスタレーションの一部になっていて、エキソニモの話によると…
回顧展というと死んだアーティストの展覧会のような雰囲気になるのも良いと思いました。
アートというのはアーティストが死んで作品だけが残るとすごく価値が上がります。そこに含まれた謎が永遠に解けない謎になるからです。話を聞いてしまうと魅力が減ってしまうような気がします。



今後の活躍が楽しみなアーティスト“エキソニモ”。このように一堂に作品をご覧いただけるのは大変貴重です!ぜひぜひ会場へ足をお運びください。お待ちしております。



・・・・・information・・・・・
『エキソニモの「猿へ」』 
■日時: 開催中 → 12月1日(日) ※会期終了間近です!
 OPEN 10:00-20:00
■入場料: 一般400円、学生300円 
※高校生以下・アルティアムカード会員・イムズカード(三菱地所グループCARD)会員無料、再入場可



≪Exhibition Line-up≫
『ARABIA ART & DESIGN 森と湖の国 フィンランドのアトリエから』
2013年12月7日(土) - 2014年1月13日(月・祝) ※休館日:12月31日(火)、1月1日(水)
OPEN 10:00-20:00
☆ワークショップただいま予約受付中です。定員がありますのでお早めに!
★ワークショップ1
クリスマスツリーの木製アクセサリースタンドをつくろう
講 師:松藤洋 工房ZAKKI代表
日 時:12月8日(日)11:00~/14:30~ ※2時間程度
会 場:「Le Cadeau(ル・キャド)」(イムズ6F)
対 象:中学生以上
定 員:各回6名
参加費:2,500円(材料費込)

★ワークショップ2
フィンランドの妖精「tonttu(トゥントゥ)」のクリスマス飾りをペーパークイリングでつくろう
※ペーパークイリング・・・ヨーロッパに伝わる伝統的なクラフトの手法。細長い紙を丸めてパーツを作り、 パーツを組み合わせてつくります
講 師:穂坂裕香 ヨーロッパファブリックのお店「Le Cadeau(ル・キャド)」マネージャー、ペーパークイリングインストラクター、ラッピングコーディネーター
日 時:12月14日(土)11:00~/14:30~ 12月16日(月) 11:00~ ※2時間程度
会 場:「Le Cadeau(ル・キャド)」(イムズ6F)
対 象:中学生以上
定 員:各回6名
参加費:2,500円(材料費込)

★ワークショップ3
~HIMMELI×MUSUBI~フィンランドの伝統的装飾「ヒンメリ」の結び飾り
オリジナルのクリスマスモビールをつくろう
講 師:武内貴子 アーティスト
日 時:12月15日(日)11:00~/14:30~ ※2時間程度
会 場:イムズ8F会議室 ※受付は三菱地所アルティアム
対 象:こどもから大人まで ※小学生以下は保護者同伴
定 員:各回10名
参加費:1,500円(材料費込)
詳細はWEBをご覧ください。


※展覧会の内容・日程は変更になる場合がございます。詳細は今後の案内物やWEBにてお知らせいたします。
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by artium | 2013-11-30 17:13 | エキソニモの「猿へ」


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